第10回「パーキンソン病からの復活」「自然治癒力」を考える

自然治癒力とは、人間が生れながらに持っている、ケガや病気を治す力・機能。手術を施したり、人工的な薬物を投与したりしなくても治る機能のこと。

 

病気とは、失われたバランスを身体が取り戻そうとしている状態ではないだろうか。

 

医者の主たる役割は、身体が持つ自然に治癒しようとする性質を助けることなのであり、医者は身体の働きをよく観察し、治癒的な性質の妨げになっているものを取り除くことによって、結果として身体はそれ自体を取り戻すのではないだろうか。

医者は、パソコンに向き合うのではなく、患者と向き合って欲しい。

 

身体は様々な機能を持っている。自己再生機能とは、体が外傷などを負った時に、(それが少々の規模であれば)傷を治す機能のこと。

自己防御機能とは、生体の外部から進入してくるウイルス・細菌類と戦う機能のこと。つまり免疫である。

 

私たちの脳は健康でありたいと願っている。あらゆる手段でサインを出している。そのサインの意味を自分が理解していないだけではないだろうか。

 

自然治癒力を高める方法は、呼吸、心の状態、食事、運動があるが、私は、魔法の薬とも言われる「睡眠」ではないかと思う。睡眠中に自然治癒力によって身体のメンテナンスが行われるからである。

 

パーキンソン病は、ドーパミンを分泌する神経細胞の減少によってドーパミンの分泌量が不足しておきる病気だと言われているが、ドーパミンが出ていないわけではない。自らのドーパミンを分泌する能力の開発の努力もしないで、ドーパミンが不足しているから薬で補えばいいという考え方は、安易な考え方である。そのうち身体は薬に依存するようになり、出るものも出なくなってしまう。私たちの脳はそんな事は願っていないはずだ。